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■ 日本現代詩文庫1 『串田孫一詩集』 (絶版)
編・解説/田中清光
すぐれた感性と深い思索に立つ独自の文学世界の裾野は広く豊かであり、…柔軟でナイーブな詩人の内面が捉える…世界の多くの断片は、概念的で硬直した世界像よりもはるかに強いところがある。(解説より)
ISBN4-88625-227-3 定価1,365円(5%税込)

■ 日本現代詩文庫2 『長谷川四郎詩集』(絶版)
編・解説/小沢信夫
これらの詩篇は、今日の吟遊詩人の、即興詩にほかならない。死の中の生、生の中の死。その折りたたむ襞のあたりから湧く透明な歌。(解説より)
ISBN4-88625-065-3 定価1,029円(5%税込)

■ 日本現代詩文庫3 『新編 秋谷豊詩集』(絶版)
編・解説/一色真理
秋谷豊にとって、詩は至上の価値を持たざるを得なかった。自らの奪い去られた〈原質的世界〉を、血と破壊の匂いの渦巻く過去の時間から救抜する唯一の手段であった。(解説より)
ISBN4-88625-191-9 定価1,050円(5%税込)

■ 日本現代詩文庫4 『新編 土橋治重詩集』
編・解説/ワシオトシヒコ
絶妙な語り口からなる機智と諧謔性を帯びた彼の文体の独自性は、誰もが認めるところとなった。…昭和の詩人のなかでも屈指のテクニシャンであり、豊饒で洗練されたレトリック感覚の所有者である…。(解説より)
ISBN4-88625-251-6 定価1,050円(5%税込)

■ 日本現代詩文庫5 『浜田知章詩集』
編・解説/長谷川龍生
浜田知章の詩は、すべての事象の磁力線であり、磁力粒の順列であるだろう。磁石そのものの構造ではなく、磁力に寄せつけられたおびただしい事象の構造である。(解説より)
ISBN4-88625-076-9 定価924円(5%税込)

■ 日本現代詩文庫6 『新編 伊藤桂一詩集』
解説/安西均
彼の場合、〈詩〉は人格の一部である。伊藤桂一という〈兵隊〉の目は、観念の空虚さや虚偽性を徹底して嫌う〈庶民〉の目にほかならない。(解説より)
ISBN4-8120-1213-9 定価1,365円(5%税込)

■ 日本現代詩文庫7 『松永伍一詩集』(絶版)
解説/片岡文雄
松永伍一は想像と夢を多角的に突出させ、独唱でなく一人で混声の血を吐く大空間を現出させる熱情と厳粛さにおいて松永伍一なのである。(解説より)
ISBN4-88625-084-X 定価924円(5%税込)

■ 日本現代詩文庫8 『濱口國雄詩集』(絶版)
編・解説/武井昭夫・中村慎吉
戦後の労働者の文学運動のなかで誰がここまで、兵士から労働者への転換をこのように執拗に、ぎりぎりと、かつ持続して追求しえたであろうか。濱口ひとりと、私はあえていいたい。(武井昭夫・解説より)
ISBN4-88625-087-4 定価1,029円(5%税込)

■ 日本現代詩文庫9 『小海永二詩集』(絶版)
解説/郷原宏
小海永二を詩人たらしめたのは、明らかに第2次世界大戦である。キャロル風にいえば、第2次世界大戦こそ小海永二の詩の母胎である。(解説より) ISBN4-88625-079-3 定価924円(5%税込)

■ 日本現代詩文庫10 『井上俊夫詩集』
編・解説/倉橋健一
夢の主体(黒田喜夫)へと向かわなかったかわりに、たえず〈場〉へ人質のように立ち合わされざるをえなかった、定住者の苦い反抗の呪詛を見ないわけにいかない。(解説より)
ISBN4-88625-088-2 定価924円(5%税込)

■ 日本現代詩文庫11 『天野忠詩集』(絶版)
編・解説/大野新
天野忠の仕事には、風通しのよいものが、すっと過去にひらめいている。いろんな屈折があるのだが、それぞれが、しのこしていない仕事として配分されている。(解説より)
ISBN4-88625-238-9 定価1,050円(5%税込)

■ 日本現代詩文庫12 『森崎和江詩集』(絶版)
編・解説/松永伍一・藤本和子
森崎和江さんは自らの肉を刻むようにして詩を書き散文を書いてきた女性だ。けれども感傷のようなものからは遠く離れたところにいるひとでもある。(藤本和子・解説より)
ISBN4-88625-229-X 定価1,050円(5%税込)

■ 日本現代詩文庫13 『滝口雅子詩集』(絶版)
編・解説/高良留美子
滝口雅子の詩にあらわれているやさしさと孤独は、彼女の日本の社会での生きにくさの表現であるとともに、それへの抵抗であるということができるだろう。(解説より)
ISBN4-88625-106-4 定価924円(5%税込)

■ 日本現代詩文庫14 『真壁仁詩集』(絶版)
編/木村迪夫 解説/黒田喜夫・阿部岩夫
時空そのものの肉化による現在性と批評的形成は、この詩人の日本近代に生れて生き残した、土着の表現者たる現時の証しとなるものだ。(解説より)
ISBN4-88625-155-2 定価1,029円(5%税込)

■ 日本現代詩文庫15 『足立巻一詩集』(絶版)
編・解説/桑島玄二
足立巻一の選詩集を前にして、無類の詩集に感嘆する。ほかにも多く散文の著書があるが、詩を産土とする彼の大きないとなみを見て、立ちすくむ思いがする。(解説より)
ISBN4-88625-107-2 定価924円(5%税込)

■ 日本現代詩文庫16 『杉山平一詩集』(絶版)
解説/清水正一
中原中也賞、文芸汎論賞と二つの栄光に輝く杉山平一処女詩集『夜学生』は、私にとって幻の詩集である。戦後数年にして輩出の詩人全集で散見し、深い印象となっている。(解説より)
ISBN4-88625-108-0 定価924円(5%税込)

■ 日本現代詩文庫17 『栗原貞子詩集』
編・解説/吉田欣一
放射能のたちこめる広島の地に仁王立ちする栗原貞子が見たものは、何であったろうか。壊滅した廃虚の中にあった人間とは、何であったか。(解説より)
ISBN4-8120-0727-5 定価1,365円(5%税込)

■ 日本現代詩文庫18 『福中都生子詩集』(絶版)
解説/永瀬清子・沢田敏子
大阪の女たちは色合いが濃厚であり、言葉の光沢もたっぷりしているとはかねて思っていたが、まさに福中さんの場合圧倒するような花やかさが特長である。(解説より)
ISBN4-88625-337-7 定価1,325円(5%税込)

■ 日本現代詩文庫19 『三井葉子詩集』(絶版)
編・解説/倉橋健一 解説/吉原幸子
あなたが〈あなた〉とよぶこいびとの、現し身の半分はこちらの岸に、そして船のゆくさきにある幻は、もしかしたら“ことば”というおとこなのではないかしら、とふと思います。(吉原幸子・解説より)
ISBN4-88625-230-3 定価1,050円(5%税込)

■ 日本現代詩文庫20 『村田正夫詩集』
編・解説/麻生直子
村田正夫は、主体的な現実認識を明示し、その素材を、むしろ映像における“ドキュメンタリーの精神”に近いかたちでコミュニケートさせたいと思ったのでしょう。(解説より)
ISBN4-88625-128-5 定価1,029円(5%税込)


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