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■ 21世紀詩人叢書・第U期 11 『永遠の渡来人』
佐相 憲一/著
佐相憲一は陽気に呼びかける、日本国憲法第9条の声で、横浜、長崎、韓国、フランス、地球の過去未来へ。応答する響きを信じて、喜劇性と悲劇性を以て。読者は思い出してほしい、小熊秀雄が〈ミソサザイ許りが聞いてゐても/決して淋しがるな〉と、たった一人しゃべりまくって死んで、まだ65年しか経っていない。(甲田四郎)
ISBN4-8120-1493-X C-0392 定価2,100円(5%税込) |
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 12 『てのひらをあてる』
大西 美千代/著 中日詩賞 受賞
この詩集の頁を開くひとは魂という名の木に会いに行くのだ。それはまた、読者のひとりひとりが自分の魂に出会うことなのだ。なぜなぜならわたしたちはみな掛けがえのない魂をもったきなのだから。(中上 哲夫・「解説」より)
ISBN4―8120―1529―4 定価2,100円(5%税込) |
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 13 『 詩集 冬の七夕 』
水島 美津江/著
第39回小熊秀雄賞 受賞 / 埼玉詩人会賞 受賞
この詩集が、ある種の共感を得られるとすれば、波瀾万丈の人生体験を神秘な文学世界へと昇華させた詩的な創造性にあると言ってよい。その意味での錬金術的な魔力の行使なのである。 (中村不二夫・「解説」より)
ISBN4―8120―1530―8 C0392 定価2,100円(5%税込) |
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 14 『蘇生』
大森 隆夫/著
大森の苦悩する過程、すなわち他者の苦痛を自らのものとして生きる姿勢にこそ、詩集『蘇生』の主張が最も現れているとみるべきである。そして、この詩集が現代の黙示録的な側面を合わせ持っていることを指摘しておきたい。
(中村不二夫・「解説」より)
ISBN4―8120―1531―6 定価2,100円(5%税込) |
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 15 『シューダンスをあなたと』
原田 克子/著 シュールダンスの不気味な爽やかさ。青のこ、フタゴムシ、どす黒い軟体の蝸牛などが放つ怪奇。東アジアの恨の途上に描き出された不条理の世界は、現実へと着地するための深い痛みなのである。 (森田 進)
ISBN4―8120―1532―4 C0392 定価2,100円(5%税込)
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 16 『詩集 ナヴァロンの秋』
辻元 よしふみ/著
夜を食い尽くせ 詩を食い尽くせ
時代を食い尽くせ そして元気は発らつ快便をしろ
この詩集には健康爽やか栄養ドリンク
この時代のビタミン詩が
許容以上に混入している。(小川 英晴)
ISBN4−8120−1533−2 定価2,100円(5%税込)
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 17 『遥かな掌の記憶』
川中子義勝/著 川中子の詩の基層に見えてくるのは、現代詩に最も足りない言葉の福音性と他者との関係性の回復に臨むという人間復興のテーマである。 (中村不二夫・「解説」より)
ISBN4―8120―1534―0 C0392 定価2,100円(5%税込) |
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 18 『 ジオラマ 』
綾部 健二/著
不安と悲鳴と痛苦にみちた現実に挑みつづける男は、地球の時間と空間のただ中で、うたう。歩く。泳ぐ。そして傷を濾過する意志を携え、確かな空の青さを透視し、光の魂である詩を宇宙に刻んでいく。 (森田 進)
ISBN4―8120―1535―9 C0392 定価2,100円(5%税込) |
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 19 『きのかわ』
武西良和/著
魚や舟、川べりの草、鳥、村。水に映る星、月、山々。川をめぐる風景の中の音、声、沈黙が言葉の中に彫琢される。すべての存在が時間の中心できらめいている。ここから読者は、それぞれの物語を抱きしめずにはいられなくなる。
(森田 進)
ISBN4−8120−1567−7 C0392 定価2,100円(5%税込) |
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 20『かるびや繁昌記』
李 美 子/著
活力にあふれ、逞しいこの詩集に貼りついているのは、在日を生きぬいてきた一家の暮らしである。在日の過去と現在と未来への予感の中を行き来する詩人の風景は、奥行きが深く、しかも部厚い。(森田 進)
ISBN4−8120−1579−0 C0392 定価2,100円(5%税込)
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