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■ 21世紀詩人叢書・第U期 1 『アンブロシア』
北岡 淳子/著
だから 『アンブロシア』 の詩世界は淡い霧の中から現れる。 初めて光を受けようとする裸の声たち。
自明なものと縁のない闇の中の思慕。 それらがいのちとして、 鮮やかに目覚めていく。
初めての光と、 遥かな思慕を抱える闇の、 その両極の間に懐胎する詩世界の官能。(石原武・「解説」
より)
ISBN4-8120-1475-1 C-392 定価:2,100円(5%税込) |
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 2 『返信』
佐川 亜紀/著 第4回詩と創造賞 受賞
日本もアラブも世界中が、 滑り落ち崩れつづける。 東アジアの言語と文化と歴史に根を下して活躍する詩人・佐川亜紀が、 文明批評を軸に、 命の源の火への願いを託して、 地球の未来に向かって書きつなぐ返信。 (森田 進)
ISBN4-8120-1458-1-1C-392 定価:2,100円(5%税込) |
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 3 『鳥肌のたつ場所』
望月 苑巳/著 時空をこえた発想も、 かろやかなユーモアも、 底にあるロマンチシズムも健在だ。 そうした詩作の果てに、 彼はなにを歌っているのか。 なにを伝えようとしているのか。 それは、 人の心が感ずる〈美〉ということの切なさではないだろうか。 (藤田晴央・「解説」 より)
ISBN4-8120-1453-0 C-392 定価:2,100円(5%税込) |
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 4 『詩遊び・神遊び』
久保寺 亨/著
神へのこだわりが、 自分へのこだわりと表裏一体である人の、 自らのまなざしによって成された剥離の症状を、
哲学によって修復するその論理の糸を、 まるで医者嫌いの子供のように逃れながら、
けれどボロボロになった問を決して捨てることなく、 裸木を神木とする注連縄のように張り巡らして
(それこそがモチーフなのだ)、 荒涼とした今の世にそっと置いた。 (藤本真理子・「解説」
より)
ISBN4-8120-1459-X C-392 定価:2,100円(5%税込) |
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 5 『無限遠点』
藤井 雅人/著 芸術は、 無限を志向する。 しかも、 「詩人」 自身が、 それをまさに問うている。 「詩人」 は、 その時 「詩」 と共に、 この地上の平安から追放され、 「ことば」 の杖にのみすがって虚空へと、 芸術の無限を求めて漂泊する。 その営為と探究の果しなさ。 それが、 詩集 『無限遠点』 の世界かと考えた。 (溝口章・「解説」 より)
ISBN4-8120-1460-3 C-392 定価:2,100円(5%税込) |
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 6 『詩集 水葬の森』
星 善博/著 第15回日本詩人クラブ新人賞 受賞
血統の森への訣別の示顕
一作一作が詩人の内部に貼り付いてきた村の日常を、 訣別の意志を込めて切り取り直し、 きわめて冷静に描写されている。 それぞれの作品は、 現在の詩人の眼から再構成されているのであり、 今をどう生きるのかという痛切な問いの中に、 風景は立たされている。(森田進・「解説」 より)
ISBN4-8120-1461-1定価:2,100円(5%税込)
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 7 『みどりの断章』
篠原 星/著
この詩人の仕事は、 今回の詩集によって 「楽園」 の設計図をようやく書き終え、
語るべき世界の内実を明らかにし始めた感がある。 やすらぎと風光に満ちた言葉はひかりによって、
よりあらたな生命を得、 地球の重力からもとき放たれて空中に浮遊する。 そこにはあえかなときめきもまた存在する。
(小川英晴・「解説」 より)
ISBN4-8120-1462-X C-392 定価:2,100円(5%税込) |
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 8 『いのちひかる日』
小川 英晴/著
愛の結合と離反、 愛の渇望と煩労、 愛の存在と不在、 ここには古今東西の文学的モチーフのすべてが凝縮されている。
そして、 ここで注目したいのは、 この詩集もまた、 かつての妻への愛の告白という、
ある種の文学的な十字架を背負って生まれてきていることである。(中村不二夫・「解説」
より)
ISBN4-8120-1463-8 C-392 定価:2,100円(5%税込) |
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 9 『黄泉へのモノローグ』
坂井 信夫/著
坂井信夫の詩。 それは何かが終わった後の奇妙な持続のようだ。 真の生が終わった後の、
果てしない生のシミュラークル。 あるいはいつか訪れる、 物理的な死への距離を、
言葉によって埋めていこうとするかのような。 それは空虚でありながら、 いやむしろ空虚であるからこそ限りないパトスを生み出す場所としてありうる。(篠崎勝己・「解説」
より)
ISBN4-8120-1470-0 C-392 定価:2,100円(5%税込) |
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 10 『仮象の庭』
大塚 欽一/著
言葉をいい替えれば、 その意志にかかわらず 「生かせられている」 という事実。
そしていつかは必ず消滅するという厳粛な神秘 (?) が大塚さんの思想を照らしているのだ。
そしてその存在理由から解放される日を、 絶望の淵で希求している。 (望月苑巳・「解説」
より)
ISBN4-8120-1471-9 C-392 定価:2,100円(5%税込) |
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