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■ 21世紀詩人叢書・第U期 21 『握る手』
若山紀子/著
となれば、もはや詩を書くことの苦行は承知の上で、その営為の当て処なさをいわば詩の旅と心得て、それに勤しむことしかないだろう。この詩集は、そうした過程が主題となって、様々に展開する。(溝口 章「栞」より)
ISBN4−8120−1580−4 C0392 定価2,100円(5%税込) |
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 22 『オブリガート』
原かずみ/著
詩的想像力のみが、現実の芯を透視する。平穏な日常のすぐ裏側を、柔らかな感性で痛くなるまで見つめる眼が、その底に潜んでいる死を把えつづける。さらに、世界が祈りの球であることを指し示してくれるのだ。(森田 進)
ISBN4−8120−1581−2 C0392 定価2,100円(5%税込) |
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 23 『指を背にあてて』
田中眞由美/著
詩と創造賞 受賞 /埼玉詩人会賞 受賞/長野県詩人会賞 受賞
命をめぐる〈かがく〉と詩の往還
科学技術への想いと詩がくり返しくり返し行き来する未来への文法は、これまで十分試みられたことのない現代詩の領野ではないか。
(しま・ようこ「栞」より)
ISBN4−8120−1582−0 C0392 定価2,100円(5%税込) |
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 24 『二弦琴』
細井明美/著
ここには二十一世紀初頭、われわれ人類にとっての最重要課題、性別、年齢差、社会的格差を超えての真の共同体作りへの壮大なユートピア構想が展開されている。そして読者は、この詩集からとても不思議で、とても大きな明日に生きる力を与えられることだけは間違いない。(中村不二夫「栞」より)
ISBN4−8120−1590−1 C0392 定価2,100円(5%税込)
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 25 『横丁のマリア』
新井豊吉/著
青森県の三沢に生まれた新井豊吉の幼少期、教育者として生きている現在の集中と発見、そして父の故郷(韓国、大邱←テグ)の親戚を訪ねた感動の旅。これは、在日の個の丸ごとが深々とほとばしってくる異色の詩集である。(森田 進)
ISBN4−8120−1591−X C0392 定価2,100円(5%税込)
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 26 『帰郷』
村山精二/著 横浜詩人会賞 受賞
村山の詩を読むと、不思議にもかつて存在し、今はどこにも存在しない、そんな熱い風景が現実となって蘇ってくることの不思議な感覚を思う。そしてもうひとつ、村山の詩が現在の読者の胸を打つとすれば、そこに現代人には失われた情理の世界が表現されているからではないか。
ISBN4−8120−1592−8 C0392 定価2,100円(5%税込)
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 27 『よぶり火』
和氣康之/著
いのちの危機に遭遇した作者が、残されたわずかないのちをもとにして生み出した詩集と言えることになってくるし、危機や暗黒、死や狂気に深く囲繞されている詩集と言えることにもなってくる。
(佐久間隆史・栞より)
ISBN978−4−8120−1642−8 C0392 定価2100円(5%税込) |
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 28 『コラール』
中村不二夫/著
総じて旅人となっているこの詩人の目はいつも、追い詰められた生が放つ一瞬の輝きをとらえようとしているように思える。
(神品芳夫・栞より)
ISBN978−4−8120−1643−5C0392 定価2100円(5%税込) |
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■ 21世紀詩人叢書・第U期 29 『梢の夢』
森野 満之/著
森野満之の社会的思念にみちた抒情詩は、謎解きのようにスリリングだ。その底に怒りの眼が光っている。そして間歇泉のように、骨太い諷刺精神を噴き上げる。(森田進・帯文より)
ISBN978-4-8120-1641-1 C-392 定価:2,100円(5%税込)I |
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