| | 次の10冊

■ 詩と思想 詩人集 2005
詩と思想編集委員会 編
生と現実を見据えて競う合う詩の火花
混沌の時代の中、日本、在日、韓国、台湾の第一線の詩人280名による創造業を贈る
ISBN4−8120−1522−7 定価2,800円(5%税込)


■ 続・幻夢
土屋 秋明/著
浮遊する夢の世界
悪夢か現実か
まぼろしの女
夢みる夢
夢は決して醒めることがない
大人の寓話  辛辣な諷刺
恐怖とペーソス
狂気と虚無

ISBN4−8120−1507−3 定価1,260円
(5%税込)

(新)詩論・エッセイ文庫 6 詩と自我像 
斉藤 まもる /著
優れた詩には、鮮明に自我像が現れる
戦後詩の世界を駆け抜けた詩人が、記憶に瞬く夜空の星のような詩集の自我像に迫る。詩は、まさに世相を写す鏡である。


ISBN4―8120―1506―5 C0192 定価1,470円(5%税込)
 

ワラワラ日本十文字詩集
小玉 石水/著 
この詩集の題名を「ワラワラ日本十文字詩集((にほんじゅうもんじししゅう))」と名づけた。ワラワラの最初の「ワラ」は、藁であり、私が神奈川県は西湘地方の穀倉地帯に育ったので、四六時中、また一年中、ワラ、藁の中で育ったようなものだからである。そのため、私の血の中には、百姓の血が脈々と流れている。二つ目の「ワラ」は「笑((ワラ))」であり、この詩集の根底に巣くうユーモア、滑稽、諷刺を好む精神を反映させたいと願ったからである。
(著者まえがきより)
ISBN4−8120−1515−4 定価1,260円
(5%税込)

詩集 いずも
笹本 征男 /著 
いまどき珍しい純粋学者、話が彼の専門分野におよぶと、たちまち目がランランとかがやき、お金には恬淡、明日食べるお金がなくなるまでは食うための仕事より、研究にうちこむ暮らし、大学に招かれての講演を、ビル清掃現場から直行するためトレパン姿でおこなうことも、全く意に介さないひとでした。
 その笹本さんが、病気に倒れ、今は松葉杖をつく日々ですが、この春、市民会議の帰りがけに、「ちょっと読んでみてください」、と詩稿をわたされ、何の気なしに受け取って帰宅、一読して、おどろき、ひとり、声を上げました。「笹本さん、いつのまにこんなステキな詩人になっていたの!」(石川逸子・跋より)
ISBN4−8120−1509−X 定価1,680円
(5%税込)

詩集 わが動物記、 そして 人
中原 道夫/著 
i生きものである自分の臭いに目覚める時、動物への共感がたちのぼり、植物や自然への深い洞察も発展していく。さらに、世界への、ことに辺境への旅は、詩人の歴史と文明の興亡を把える眼を鍛えこみ、地球へのいとおしさを表明しつつ、今日を歩んでいくのだ。(森田 進)




ISBN4−8120−1519−7 定価2,625円
(5%税込)

21世紀詩人叢書・第U期 16 詩集 ナヴァロンの秋 
辻元 よしふみ/著
夜を食い尽くせ 詩を食い尽くせ
時代を食い尽くせ そして元気発らつ快便をしろ
この詩集には健康爽やか栄養ドリンク
この時代のビタミンCが
許容以上に混入している。(小川 英晴)



ISBN4−8120−1533−2 定価2,100円(5%税込)

■ 詩論・ エッセー集 触発の点景
西岡 光秋/著
現代詩が直面する様々な課題の考察を展開するとともに、萩原朔太郎、西條八十等詩の根源をめぐる多年にわたる研究の一端を語る。さらに著者の文学観をまじえたユニークなエッセーを満載。
◆目次より
触発の点景
 −−色と音の意味するもの
寺山修司の詩と詞について
 −−未発表作詞八編をめぐって
日本歌曲の新しい世紀のために
様式美の変革にむかって
 −−現代短歌への提言
散文詩志向の背景
中年の成熟
 −−萩原朔太郎論断簡
萩原朔太郎と与謝蕪村
西條八十と玻璃の世界
西條八十と日本詩人クラブ
詩の軌跡の源泉
 −−自作詩からの発信
詩霊の触発
 −−自作詩の技法を語る

いじめの良薬
消えた洟垂れ
象二題
野の詩人への讃歌
「向上」の足跡と共に
雨の舞妓
夢見るマッチ
転機小話
疎開っ子
ISBN4―8120―1472―7 定価2,625円(5%税込)

21世紀詩人叢書・第U期 14 詩集 蘇生 
大森 隆夫/著
大森の苦悩する過程、すなわち他者の苦痛を自らのものとして生きる姿勢にこそ、詩集『蘇生』の主張が最も現れているとみるべきである。そして、この詩集が現代の黙示録的な側面を合わせ持っていることを指摘しておきたい。
(中村不二夫・「解説」より)



ISBN4―8120―1531―6 定価2,100円(5%税込)


21世紀詩人叢書・第U期 12  詩集 てのひらをあてる
大西 美千代/著
この詩集の頁を開くひとは魂という名の木に会いに行くのだ。それはまた、読者のひとりひとりが自分の魂に出会うことなのだ。なぜならわたしたちはみな掛けがえのない魂をもった木なのだから。(中上 哲夫・「解説」より)





ISBN4―8120―1529―4 定価2,100円(5%税込)


 詩集 風景の覗き窓
佐々木 登美子/著
茜色のしぶき

投げられた網が夕焼けを散らし
水に吸い込まれる一瞬
白い糸は茜色に染まり
浮き板は水面に光る
鉛を手繰り寄せる手の赤銅色
降り注ぐしぶき

インダスの夕焼け色は古代茜
雪解けの冷たさを混ぜ
荒れ狂う濁流は砕け
雲に吸い込まれる

湧きでるように
アキアカネの群
茜草が揺れる
川鱒はしぶきに浸されて
赤い身をおどらせる
ISBN4―8120―1508―1 C00192 定価2,100円(5%税込)


 千綿教夫詩集 交差点
千綿 教夫/著
現代の仙人。私などからみれば羨ましい自由な生活であるが、ご本人にしてみれば、残された時間との格闘、一日一日朝の目覚めが生の確認であり、いえば凄絶な戦いの月日といえよう。このように人生を達観した目は、すべて事柄を優しく大きく包みこんでいる。(比留間 一成・添え書より)

見失った/星のあたりに/夜/長い橋をかけようと
夜の/重い影に/さまよい/つまずき
疲れ果てて/思いがけなく/出会った/一筋の虹
ISBN4―8120―1517―0 C0092 定価2,100円(5%税込)

 詩集 会話  
幸松 榮一/著
会話詩 「夕日」 (第四詩集)より
はじめた会話詩その二
「おしどりがいくらもいるぞ」/「へぇこんな川に、知らなかったわ」
「なるほど、仲よく番で浮かんでいるな」
「どんどん先にに行っている雌がいますよ」
「かまわんだろう」/「ほらほら、並んで」
「そんなこといっちゃわるいよ」
「ほんとだ、こっちにらんでる」
ISBN4―8120―1502―21 C00192 定価1,890円(5%税込)

         
| | 次の10冊


   10 11 12 13 14 15 16 
17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 
E-mailでのご注文を承ります!


Copyright 2002 DOYO BIJUTSUSHA SHUPPAN HANBAI.All rights reserved.