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■ 『モギマサ日記―僕と映画と仲間たちと―』
茂木正男/著

映画への愛にあふれた言葉をありがとう。
また茂木さんに笑顔で迎えてもらえるような映画を作りたいとこの本を読んで強く思いました。
(映画監督 是枝裕和)

何故、多くの俳優や監督たちが、わざわざ高崎映画祭に出向いていったのか?
東京から比較的近いからか…
お土産に高崎ハムの詰め合わせが貰える…それもある。
ただ、一番の理由は、そこに茂木正男がいるからだ。
映画で出会えた、最高の友人です。
(映画監督 李相日)
ISBN978-4-8120-1801-9 C0095 定価1575円(5%税込)

■ 詩集 『晴れの日』
真崎節/著

父と子。その葛藤を日常から形而上へと
昇華していくのが真崎節の真骨頂だ。

禁忌に触れるぎりぎりのところで発語される暗い水音のような言葉は
いつも隠微に濡れている。晴れの日、耳をすましてみよう。
それはもしかして血の滴る音ではないか?
(一色真理)

ISBN978-4-8120-1793-7 C0092 定価2100円(5%税込)

■ エリア・ポエジア叢書11 『はじまり』
渋谷眞砂子/著

この水はどこで湧いたのだろう
母の命をもらい、祖母の命をもらい、
生まれた日から走り続けてきたはずだったのに……。
気づくと、台所の闇に立ちつくし、
蛇口からあふれてくるものをただ見つめていた。

ISBN978-4-8120-1799-9 C0392 定価1890円(5%税込)

■ 詩集『ソクラテスの洞窟』
秋吉久紀夫/著

古代ギリシャ・アテナイ国の
齢七〇になる哲学者のソクラテスが、
反対派閥から突如、危険分子として訴えられ、
裁判にかけられたのに、弾劾もせず従容と、
死刑に処せられたのは紀元前三九九年の春だった。

それはエーゲ海に浮かぶパロス島で発見された
石の碑文に明らかに記録されていて、
如何に周到に隠匿されていても企みは卵の殻。
「ソクラテスの洞窟」より
ISBN978-4-8120-1792-0 C0092 定価2100円(5%税込)

■ 詩集『柳絮舞う川のほとり』
塩田禎子/著

頂上へ。源流へ。
詩作はいつでも地図のない旅だ。
かけがえのない師、そして父を喪った悲しみを胸に、
それでも詩人は確かな足どりで歩み続けるだろう。
季節が変わっても、そこに山がある限り。(一色真理)
ISBN978-4-8120-1776-0  C0092 定価2100円(5%税込)

■ 詩集『固い薔薇』
宇宿一成/著
窓の外の空高く渡り鳥の群れが帰ってゆく
病室では心電図の警報が鳴って
か細い子守唄を聞いていたそのひとは
たった今、重い服を脱ぎ終えたというように
ゴウという呼気を最後に死体と化した
虫の音がごこかから聴こえて
娘の
とりすがる手を振りほどいて
「固い薔薇」より
ISBN978-4-8120-1756-2  C0092 定価2100円(5%税込)

■ エリア・ポエジア叢書9 『ねごろ寺』
武西良和/著

風だけがそれを知っている。
根来寺とは何か?
どうして自分はそこに行くのか?
なぜいつも「大門」で引き返してしまうのか?
答はない。
「大きな問い」が目の前にそびえ立っているばかりだ。
ISBN978-4-8120-1780-7  C0392 定価1890円(5%税込)

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